8/29木構造テラス定期スクール
「大橋先生から中規模木質構造建物の保有水平耐力計算を学ぶ」
講師:大橋好光先生(東京都市大学工学部建築学科教授)
木構造テラス定期スクールは、大橋好光東京都市大学工学部建築学科教授を講師に迎え「中規模木質構造建物の保有水平耐力計算を学ぶ」と題して2講義を開催いたします。
住友林業が多様な生物のすみかとなるような街「環境木化都市」を目指し,2041年まで東京・丸の内に高さ350m、地上70階建の木造超高層ビル「W350計画」を発表するなど、多層木造の動きが加速している。一般的な木造建築の場合、高さが31mを超えないと、いわゆるルート3の設計、すなわち保有水平耐力計算は必要とされないが、木造建築向けの保有水平耐力計算を整備する時期に来ている。今回の定期スクールでは、
「保有水平耐力計算の概要と木質構造の靭性設計」と題し
- 保有水平耐力計算の概念
- 耐震等級と保有水平耐力計算の関係
- 集成材等建築物としてC0=0.2で設計した建物の安全性
- 中層木造設計時の必要耐震性能
- 保有水平耐力計算の結果と実大実験結果との相関性
「木質構造の保有水平耐力計算(ルート3)について」と題し
- 木質構造の層としてのDsの定め方
- RC+木造とした場合の剛性率とFe割増の考え方
- 増分解析による場合,崩壊メカニズムに至ったと判断する根拠
- 中層木造でルート2とルート3の選択目安
- 中層木造をルート3で計算する場合の注意点
などを講演していただく予定にしております。
また、質疑応答の時間を十分に取りましたので、大橋先生にお聞きしたいことがありましたら当日、事務局に質問事項をお渡しください。
皆様のご参加をお待ちしております。
※同日午前中に、実務者の会を予定しております。
こちらは後日別途ご案内、スクール申込とは別で改めて申込を受付いたします。
ご案内までお待ちください※
プログラム
13時30分~13時35分 | 主催者挨拶 |
13時35分~14時50分 | 保有水平耐力計算の概要と木質構造の靭性設計 |
14時50分~15時 | 休憩 |
15時 ~16時20分 | 木質構造の保有水平耐力計算(ルート3)の重要性 |
16時20分~16時40分 | 質疑応答 |
16時40分~17時 | 休憩(名刺交換も含む) |
17時 ~17時25分 | 岡部製品紹介 |
17時25分~17時30分 | 主催者挨拶 |
開催日
8月29日(水)※予定しておりました28日(火)より変更しております。
会場
㈱ジャパン建材大会議室(18階)
会費
木構造テラス会員¥1,000(資料代込)
【サブテキスト販売のお知らせ】といたしましたが
今回、配布資料としまして大橋先生監修の月刊建築技術2018年6月号を
手元資料といたします。
会費(資料代)として¥1,000頂戴いたしますので
おつりのないように準備をお願いします。
※2冊目をご希望の会員様は¥1,600で販売致します。
※今回直前での資料変更となりましたので
月刊建築技術2018年6月号をご持参いただいた会員様は
会費(資料代)は無料とさせていただきます。